Visual Studio 2008 Express Editions Service Pack 1 Beta リリース ノート

このドキュメントには、次の製品のリリース ノート情報が含まれています。

目次

1. システム要件

1.1 サポートされているアーキテクチャ

  • x86
  • x64 (WOW)
  • 1.2. サポートされているオペレーティング システム

  • Microsoft Windows XP
  • Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2
  • Microsoft Windows Server 2008
  • Windows Vista
  • 1.3. ハードウェア要件

  • 最小 : 1.6 GHz の CPU、192 MB の RAM、解像度 1024 x 768 のディスプレイ、5,400 RPM のハード ディスク
  • 推奨 : 2.2 GHz 以上の CPU、384 MB 以上の RAM、解像度 1280 x 1024 のディスプレイ、7,200 RPM 以上のハード ディスク
  • Windows Vista 上で実行する場合 : 2.4 GHz の CPU、768 MB の RAM
  • 完全インストールの場合は 1.3 GB のハード ディスク空き容量が必要

    2. 既知の問題

    2.1. インストール

    2.1.1. 一般的な問題

    2.1.1.1. コンピュータに .NET Framework 3.5 Client Beta 1 がインストールされている場合は、Visual Studio 2008 Express Edition SP1 Beta をインストールできない

    ※ Microsoft .NET Framework 3.5 Client は Microsoft .NET Framework 3.5 のサブセットとなる製品であり、Microsoft .NET Framework 3.5 とは異なる製品です。また、今回日本語での Microsoft .NET Framework 3.5 Client のリリースは提供していません。 コンピュータに .NET Framework 3.5 Client Beta 1 がインストールされている場合は、Visual Studio 2008 Express Edition SP1 Beta をインストールできません。
  • この問題を解決するには

    1. [プログラムの追加と削除] を開きます。
    2. "Microsoft .NET Framework 3.5 Client Beta 1" をアンインストールします。
    3. "Microsoft .NET Framework 3.0 Client Beta 1" をアンインストールします。
    4. "Microsoft .NET Framework 2.0 Client Beta 1" をアンインストールします。

    2.1.1.2 製品版の 2008 Express Editions がインストールされているコンピュータでは、64 ビットのデバッガ コンポーネントが更新されない

    リモート デバッガ ライトは、Visual Studio Express Editions で 64 ビット アプリケーションのデバッグを実行するためのコンポーネントです。Visual Studio 2008 Express Edition の製品版がコンピュータに既に存在する場合は、2008 SP1 Beta バージョンをインストールしてもリモート デバッガ ライト コンポーネントは 2008 SP1 のレベルにアップグレードされません。このため、2008 SP1 Beta の新機能の一部は、64 ビット アプリケーションのデバッグ時に、適切に機能しないか、利用できません。また、Visual Studio Express Edition の修復を実行すると、リモート デバッガ ライトの修復が行われる時点で失敗し、後続のコンポーネントの修復は失敗します。

    この問題を解決するには

    1. Visual Studio 2008 SP1 Beta 版の Visual Studio Express Edition を 64 ビット版の Windows にインストールする前に、[プログラムと機能] を開きます。
    2. Visual Studio 2008 リモート デバッガ ライトをアンインストールします。
    3. SP1 Beta 版の Visual Studio 2008 Express Edition をインストールします。

    2.1.1.3 Visual Studio 2008 Express SP1 Beta をインストールしても SQL Server が 2008 February CTP リリースにアップグレードされない

    古いバージョンの SQL Server がインストールされたコンピュータに Visual Studio 2008 Express SP1 Beta をインストールしても、SQL Server は 2008 February CTP リリース (CTP6) にアップグレードされません。SQL Server 2008 CTP6 では、次の旧バージョンからのアップグレードがサポートされています。

    2.1.1.4 Visual Studio 2008 Express SP1 Beta へのアップグレード後に、SQL Server 2005 と SQL Server 2008 の両方の名前がコンピュータに表示される

    SQL 2005 Express がインストールされているコンピュータに Visual Studio 2008 Express Edition SP1 Beta をインストールすると、[スタート] メニューおよび [プログラムの追加と削除] に SQL Server 2005 と SQL Server 2008 の名前が表示されます。
    SQL Server Express は 2008 バージョンにアップグレードされています。SQL Server 2005 という表示は、SQL Server 2005 Express のサポート ファイルを指しています。これはアンインストールされずに残ったものですが、Visual Studio 2008 Express Edition SP1 や SQL 2008 の動作には影響しません。

    この問題を解決するには

    コンピュータ上に、SQL 2005 という名前のインスタンスが他になければ、SQL 2005 をアンインストールしてください。
    1. [プログラムの追加と削除] を開きます。
    2. SQL Server 2005 を削除します。

    2.1.1.5 Visual Studio 2008 Express Edition SP1 Beta を Windows XP 64 ビット版 (製品版) にインストールしても、SQL Server 2008 がインストールされない

    Windows XP 64 ビット版 (製品版) が動作しているコンピュータに Visual Studio 2008 Express Edition SP1 をインストールしても、SQL Server 2008 はインストールされません。SQL Server 2008 では、次に示すバージョン以上のオペレーティング システムが必要です。 SQL Server 2008 February CTP リリースの詳細については、SQL Server 2008 CTP の Readme ファイル (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=100093) を参照してください。

    この問題を解決するには

    SQL Server 2008 に対して指定されているオペレーティング システム バージョンの要件が満たされていない場合、Windows Update にアクセスして、オペレーティング システムをアップグレードしてください。

    2.1.1.6. SP1 Beta で .NET Framework のセットアップ エラーが発生する

    .NET Framework セットアップ プログラムは、.NET Framework がインストールされていないか、.NET Framework 2.0 以前のバージョンがインストールされている Windows XP コンピュータでは失敗します。このエラーは、IIS メタベースのロックが必要以上に維持されることが原因です。

    この問題を解決するには

    2.1.1.7 Express Edition 以外の Visual Studio 2008 がコンピュータにインストールされている場合、Visual Studio 2008 Express Edition SP1 Beta のセットアップを実行できない

    Express Edition 以外の Visual Studio 2008 がコンピュータにインストールされている場合、Visual Studio 2008 Express Edition SP1 Beta のセットアップは実行されません。Express Edition のセットアップにより、Visual Studio のサービスに関する問題が報告され、続行できなくなります。Express Edition 以外の Visual Studio 2008 がインストールされているコンピュータにインストールした場合、Visual Studio 2008 Express Edition SP1 Beta はサポートされません。

    この問題を解決するには

    Express Edition 以外の Visual Studio 2008 をアンインストールした後で、SP1 Beta Express Edition をインストールするか、SP1 リリースにアップグレードします。

    2.1.1.8. Windows Vista 上で Visual Studio Express 2008 Service Pack 1 をインストールしているときに Windows 自動更新の通知が表示される

    .NET Framework 2.0 SP2 および .NET Framework 3.0 SP2 がインストールされていない Windows Vista コンピュータに Visual Studio Express 2008 SP1 をインストールしているときに、Windows 自動更新の通知により、コンピュータを再起動するように求められることがあります。すぐに再起動することを Windows Update に許可すると、Visual Studio セットアップが失敗します。

    この問題を解決するには

    Visual Studio Express SP1 のインストールが完了するまで、または Visual Studio Express セットアップでコンピュータの再起動を求められるまでは、コンピュータを再起動しないでください。

    2.1.1.9 .NET Framework 2.0 SP2 が .NET Framework 2.0 または 2.0 SP1 をアップグレードできない場合、Visual Studio 2008 SP1 のインストールが失敗する

    .Windows XP、Windows Server 2003、または Windows 2000 が実行されているコンピュータで、.NET Framework 2.0 または 2.0 SP1 がインストールされている場合、NET Framework 2.0 SP2 のインストールが失敗します。

    .NET Framework 2.0 SP2 セットアップは、.NET Framework 2.0 および 2.0 SP1 の以前のバージョンをアンインストールするメジャー アップグレードです。Windows インストーラが以前のバージョンをアンインストールする場合は、キャッシュされたインストール データベースおよびすべての更新プログラムを使用する必要があります。Windows インストーラによるアンインストール操作中に、以前にインストールされた更新プログラムのインストール パッケージがキャッシュまたは元のソースの場所から発見されなかった場合、インストールが失敗します。不完全なロールバックが発生した場合、このインストールの失敗の影響により、.NET Framework を使用するアプリケーションが失敗する可能性もあります。

    この問題は次の 2 つの理由のいずれかにより発生します。

    Windows インストーラ キャッシュで必要なファイルが見つからない

    Windows インストーラ キャッシュは、製品の修復、更新、およびアンインストールに不可欠です。したがって、キャッシュの内容を削除または変更しないでください。キャッシュの内容を変更すると、Windows インストーラ ベース製品を更新または修復しようとしたときにソースを要求される場合があります。

    Windows インストーラがキャッシュを探しても、Windows インストーラ更新プログラム (.msp) ファイルが見つからない場合があります。.msp ファイルが失われる一般的な理由として次の 2 つが挙げられます。

    この問題が発生した場合は、失敗したインストールの Windows インストーラ ログに次のメッセージが見つかります。

    MSI (s) (D0:B0) [19:05:57:843]: Couldn't find local patch 'C:\WINDOWS\Installer\a4784a.msp'.Looking for it at its source.MSI (s) (D0:B0) [19:05:57:843]: Resolving Patch source.

    .NET Framework 2.0 SP2 のインストール時にこの問題が発生した場合は、Microsoft .NET Framework 登録修正ツールを使用して問題を解決できます。このツールでは、更新に関連するすべての修正プログラムまたは更新プログラムの登録を削除することにより、メンテナンス インストールで特定の .msp ファイル読み込みが試行されないようにして、問題を解決します。

    また、インストーラ キャッシュを再ビルドすることで問題を解決することもできます。次の例に示すように、修正プログラムまたは更新プログラムのサポート技術情報の番号は、通常、"Resolving Patch source" に続く行で見つけることができます。
    MSI (s) (D0:B0) [19:05:57:859]: SOURCEMGMT: Source is invalid due to missing/inaccessible package.
    MSI (s) (D0:B0) [19:05:57:859]: Note:1: 1706 2: -2147483647 3: NDP20-KB917283-X86.msp

    この例で Windows インストーラ キャッシュを修正するには、次の手順を実行します。
    1. 次の Microsoft Web サイトにアクセスします。 http://support.microsoft.com/kb/917283 (http://support.microsoft.com/kb/917283) この URL に含まれるサポート技術情報の記事番号は、Windows インストーラ キャッシュを修正する対象となる修正プログラムまたは更新プログラムのサポート技術情報の記事番号で置き換えることができます。
    2. 更新プログラムをダウンロードします。
    3. /x コマンド ライン スイッチまたは /extract コマンド ライン スイッチを使用して、修正プログラムまたは更新プログラムに含まれる .msp ファイルを展開します。
    4. 展開した .msp ファイルを失われたファイルの場所にコピーします。この例では、%windir%\Installer\a4784a.msp です。

    修正プログラム登録または更新プログラム登録が壊れている

    修正プログラムまたは更新プログラムが Windows インストーラ ベース製品にインストールされた後で、修正プログラム登録または更新プログラム登録が壊れる場合があります。サードパーティのレジストリ クリーナーにより特定のレジストリが削除された場合に、この問題が発生することがあります。これらのキーには、Windows インストーラが内部で使用するためのキーが含まれます。この場合は、次のような "Resolving Patch source" メッセージがログに表示されます。
    MSI (s) (CC:5C) [03:02:56:181]: Couldn't find local patch ''.Looking for it at its source.
    MSI (s) (CC:5C) [03:02:56:181]: Resolving Patch source.

    修正プログラムまたは更新プログラムの登録情報が失われているために、ログ メッセージに修復プログラムまたは更新プログラムの場所が示されません。この場合、修正プログラムまたは更新プログラムは製品に登録されているにもかかわらず、修正プログラムまたは更新プログラムの場所情報がありません。ファイルが存在する可能性はありますが、Windows インストーラは読み込みに必要なファイルのパスを認識できません。
    .NET Framework 2.0 SP2 のインストール時にこの問題が発生した場合は、Microsoft .NET Framework 登録修正ツールを使用して問題を解決できます。このツールでは、この Service Pack に固有のすべての修正プログラムまたは更新の登録を削除することにより、メンテナンス インストールで修正プログラムまたは更新プログラムのパッケージの読み込みが試行されないようにして、問題を解決します。

    この問題を解決するには

    .NET Framework 2.0 SP2 のインストールが失敗し、"原因" セクションで記述されているように "Resolving Patch source" というメッセージがインストール ログ ファイルに表示された場合は、Microsoft .NET Framework 登録修正ツールを使用して問題を解決できます。
    Microsoft .NET Framework 登録修正ツールは、"原因" セクションに記述されている問題を両方とも解決します。

    次のファイルを Microsoft ダウンロード センター (http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=0BA6038C-061E-4B4A-9BE9-96A323701260) から入手できます。

    Microsoft ダウンロード センターには、.NET Framework 2.0 がサポートする各プロセッサ アーキテクチャ (x86、x64、および IA-64) にそれぞれ対応するバージョンのツールが用意されています。32 ビット バージョンのオペレーティング システムを使用している場合は、このツールの x86 バージョンをダウンロードしてインストールする必要があります。

    管理者は、/q コマンド ライン スイッチまたは /quiet コマンド ライン スイッチを渡すことにより、このユーティリティをスクリプト内で使用することもできます。この方法により、ユーザー インターフェイスもブロック スクリプトも使用することなく、サイレント モードでアプリケーションを実行できます。

    このツールは、%TEMP%\dd_clwireg.txt フォルダに実行中のログを書き込みます。このログでは、ツールが行っている処理の詳細な情報を確認できます。

    注意

    2.1.1.10 Visual Studio 2008 SP1 Beta により設定が既定値にリセットされる

    Visual Studio 2008 SP1 Beta を Visual Studio 2008 に上書きインストールすると、VS ユーザー設定が既定の VS 設定にリセットされます。このバグは、VS Beta1 から VS Beta2 へのアップグレードなどのマイナー バージョン アップグレード時に、最新の既定プロファイル設定を適用するために設定をリセットするコードが原因で発生します。VS 2005 の設定は VS 2008 に移行されます。Service Pack へのアップグレード時には、ユーザー設定を確実に保持する必要があります。これは SP1 用に修正されます。

    この問題を解決するには

    VS 設定をバックアップしてから SP1 にアップグレードします。
    1. エクスポートの設定ウィザード ([ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート]) を使用して現在の設定を保存します。
    2. SP1 Beta をインストールします。
    3. ウィザードを使用して、設定を VS にインポートします。

    2.1.2. Visual C++ Express Edition

    既知の問題はありません。

    2.1.3. Visual C# Express Edition

    既知の問題はありません。

    2.1.4. Visual Basic Express Edition

    既知の問題はありません。

    2.1.5. Visual Web Developer Express Edition

    既知の問題はありません。

    2.2. アンインストール

    2.2.1 一般的な問題

    2.2.1.1. Visual Studio 2008 Express Edition SP1 のアンインストール

    Visual Studio 2008 Express Edition SP1 は、製品版の Visual Studio 2008 Express Edition を完全に更新するものであり、独自のセットアップ プログラムも含まれています。

    この問題を解決するには

    Express Edition をコンピュータから削除するには、次の手順を実行します。

    2.2.2 Visual C++ Express Edition

    既知の問題はありません。

    2.2.3 Visual C# Express Edition

    既知の問題はありません。

    2.2.4 Visual Basic Express Edition

    既知の問題はありません。

    2.2.5 Visual Web Developer Express Edition

    既知の問題はありません。

    2.3. 製品の問題

    2.3.1. 一般的な問題

    2.3.1.1. Visual Studio 2005 Express Editions は SQL Server 2008 Express Edition と互換性がないため、データベースをアップグレードすると SQL データベースに接続できなくなる

    SQL Server 2008 Express Edition は Visual Studio 2005 Express Editions と互換性がないため、SQL Server 2008 Express Edition にアップグレードすると、指定されたデータベース インスタンスが上書きされ、Visual Studio 2005 Express Editions のいずれからも既定の SQL Server Express インスタンスにアクセスできなくなります。

    この問題を解決するには

    Visual Studio 2005 Express Editions は、SQL Server 2008 Express Edition と互換性がありません。SQL データベースドリブンのアプリケーションを開発するためには、Visual Studio 2008 Express Editions にアップグレードする必要があります。

    2.3.1.2. ClickOnce を使用する場合、既定で SQL Server Express 2005 が必須パッケージになる

    ClickOnce を使用して SQL Server Express 2008 を必要とするアプリケーションを配置すると、Visual Studio 2008 SP1 Beta Express Editions は既定で SQL Server Express 2005 を必須パッケージとして選択します。

    この問題を解決するには

    SQL Server Express 2008 をアプリケーションと共に展開する場合は、手動で必須パッケージを SQL Server Express 2005 から SQL Server Express 2008 に変更します。

    2.3.1.3. 概念モデルの名前空間の名前を変更すると、Entity Designer にセーフ モードのウォーターマークが表示される可能性がある

    概念モデルに格納モデルの最後の部分と同じ名前の型が含まれている場合、概念モデルの名前空間の名前を変更すると、Entity Designer にはそのセーフ モードのウォーターマークが表示されます。このため、.edmx ファイルを XML エディタでしか編集できません。 たとえば、Entity Data Model に 'Store' という名前の型が含まれていて、格納モデルの名前空間が 'AdventureWorksModel.Store' であった場合、概念モデルの名前空間の名前を変更すると、この問題が発生します。

    この問題を解決するには

    エラー一覧内の関連するエラーをダブルクリックします。このエラーのエラー番号は 34 です。以下に例を示します。
    エラー 34: 不明な名前空間またはエイリアスです (AdventureWorksModel)
    XML エディタでモデルが開かれます。名前空間の名前を新しい名前に変更して、ファイルを保存し、閉じます。

    2.3.1.4. FunctionImport にマップされているストアド プロシージャのパラメータが変更されると、Entity Designer にセーフ モードのウォーターマークが表示される

    対応する FunctionImport があるストアド プロシージャのパラメータが追加、削除、または変更されると、Entity Designer にはそのセーフ モードのウォーターマークが表示されます。このため、.edmx ファイルを XML エディタでしか編集できません。

    この問題を解決するには

    XML エディタで EDMX ファイルを開き、FunctionImport と対応する FunctionImportMapping (これらは、EDMX ファイル内で 2 か所にあります) を削除するか、そのパラメータを対応するストアド プロシージャ内の count、order、および type に正しくマップされるように変更します。これらは、SSDL セクションの Function 要素に記述されています。

    2.3.1.5. 数百のテーブルがあるモデルでは、コード生成時に System.OutofMemoryException がスローされる

    数百のテーブルがある Entity Data Model のコードを生成する場合、System.OutofMemoryException がスローされ、コード生成が失敗する場合があります。

    この問題を解決するには

    既知の回避策はありません。

    2.3.1.6. 100 個を超えるエンティティ型があるモデルの場合は、元に戻す操作に時間がかかる

    およそ 100 個を超えるエンティティ型がある Entity Data Model の場合は、元に戻す操作が完了するまでに時間がかかります。

    この問題を解決するには

    既知の回避策はありません。

    2.3.1.7 Windows Vista を対象とした重要な要件

    Windows Presentation Foundation (WPF) アプリケーションをこのパッケージと共に実行するには、Windows Vista Service Pack 1 (SP1) をインストールしているか、Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (以下のどちらか) をインストールする必要があります。

    2.3.2. Visual C++ Express Edition

    2.3.2.1 VC++ Express での TR1 のデバッグ ビルドで CRT にリンクするとエラーが発生する

    VC Express SP1 の TR1 (新機能) を使用するアプリケーションのデバッグ ビルドを実行し、動的に CRT にリンクすると、"プロシージャ エントリ ポイント ... が msvcp90d.dll から見つかりませんでした" というエラーが表示されることがあります。

    この問題を解決するには

    applocal または静的リンクを使用します。

    2.3.3. Visual C# Express Edition

    2.3.3.1. C# Express 2008 SP1 Beta で XML ファイルを開くときに "パッケージの読み込みエラー" が発生する

    C# Express 2008 SP1 Beta には既知のバグがあります。データ ソースを含む WinForms プロジェクトを実行した後でプロジェクトに XML ファイルを追加した場合、または開いた場合に、"パッケージの読み込みエラー" が発生します。このバグは、SP1 リリースで解決されます。

    再現手順
    1. WinForms プロジェクトを作成します。
    2. .mdf ファイルをローカル データ ソースとして追加します。
    3. テーブルをデータ ソース ウィンドウから WinForm デザイナにドラッグします。
    4. プロジェクトを実行します。
    5. 新しい WinForms プロジェクトを作成します。
    6. 新しい XML ファイルをプロジェクトに追加します。
    結果

    次のエラー メッセージが表示されます。

    パッケージ 'Visual Studio XML Editor Package' を正しく読み込めませんでした ( GUID = {87569308-4813-40A0-9CD0-D7A30838CA3F} )。詳細についてはパッケージ開発元に問い合わせてください。環境が壊れている可能性があるため、アプリケーションの再起動を推奨します。次回からこのパッケージの読み込みを無効にしますか? パッケージの読み込みを再度有効にするには、'VCSExpress /resetskippkgs' を使用してください。

    この問題を解決するには

    将来的にパッケージを無効にするかどうかを確認するメッセージに対して [いいえ] を選択し、プロジェクトへの XML ファイルの追加を続行します。

    2.3.4. Visual Basic Express Edition

    2.3.4.1. SSDL スキーマ名が同じモデルが複数あると、Web サイト プロジェクトでエラーが発生する

    Web サイト プロジェクトに、同じ SSDL 名前空間 ("dbo" など) を持つ Entity Data Model が複数ある場合、実行時に、競合する記憶域名前空間名がプロジェクトに含まれていることを示すエラーが発生します。

    この問題を解決するには

    web.config ファイルで、対応する文字列のメタデータ部分 (下記) を変更します。
    res://*

    上記を次のように変更します。

    res://*/<仮想ルート>.<ファイルへのパス>.<ファイル名>.csdl|res://*/<仮想ルート>.<ファイルへのパス>.<ファイル名>.ssdl|res://*/<仮想ルート>.<ファイルへのパス>.<ファイル名>.msl
    たとえば、WebSite1 の App_Code フォルダにモデルがある場合 (App_Code/Model.edmx)、接続文字列は次のようになります。
    res://*/WebSite1.App_Code.Model.csdl| res://*/WebSite1.App_Code.Model.ssdl|res://*/WebSite1.App_Code.Model.msl

    2.3.5. Visual Web Developer Express Edition

    既知の問題はありません。

    3. 関連するリンク

    3.1. Visual Studio リリース ノートhttp://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=110456

    3.2. .NET Framework リリース ノート : http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=112154

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