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Exchange Server 2007 Management Pack for Microsoft Operations Manager リリース ノート
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既知の問題
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特定の既知の問題に対する回避方法
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法律に関する通知
Exchange Server 2007 Management Pack for Microsoft Operations Manager リリース ノート
Microsoft Exchange Server 2007 Management Pack for Microsoft Operations Manager のリリース ノートは、単独の .htm ファイルとして
既知の問題
ここでは、このリリースの Exchange 2007 に関する既知の問題について説明します。
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セットアップ 新しい Exchange 2007 サーバーの設定やアップグレードに影響する問題、または新しい Exchange 2007 サーバーのセットアップによって影響を受ける問題。
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Windows Server 特定のビルドの Microsoft Windows Server に関連する問題、または Windows サーバーに影響する問題。
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ユニファイド メッセージング ユニファイド メッセージング (UM) サーバーの役割に関連する問題。
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メールボックス メールボックス サーバーの役割に関連する問題。
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クライアント アクセス クライアント アクセス サーバー (CAS) の役割に関連する問題。
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エッジ トランスポートおよびハブ トランスポート ハブ トランスポート サーバーの役割またはエッジ トランスポート サーバーの役割に関連する問題。
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シングル コピー クラスタ シングル コピー クラスタ (SCC) に関連する問題。
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クラスタ連続レプリケーションおよびローカル連続レプリケーション クラスタ連続レプリケーション (CCR) およびローカル連続レプリケーション (LCR) に関連する問題。
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その他 特定の製品、機能、またはサーバーの役割に関連しない問題。
セットアップ
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Exchange 2007 の以前のバージョンからのアップグレードはサポートされない ベータ 2 などの Exchange 2007 の以前のバージョン (以前は Exchange "12") からのアップグレードは、RDP (Rapid Deployment Program) などのプレリリース プログラムに参加していない場合、サポートされません。以前のバージョンの Exchange 2007 をアンインストールしてから、RTM (Release To Manufacturing) 版の Exchange 2007 をインストールする必要があります。
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以前のビルドの Exchange 2007 から管理ツールのみをアップグレードすることはサポートされない Exchange 2007 の以前のバージョンから Exchange 2007 管理ツールをアップグレードすることはサポートされていません。管理ツールをアップグレードするには、以前のバージョンをアンインストールしてから RTM 版の Exchange 2007 を再インストールする必要があります。
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クラスタ化メールボックス サーバーには Windows 2003 Enterprise Edition が必要 Exchange 2007 のクラスタ連続レプリケーション機能およびシングル コピー クラスタ機能を使用するには、Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition が必要です。
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Exchange の既存のインストール Exchange サーバーが含まれている組織にインストールする場合は、それらのサーバーが以下の要件を満たしている必要があります。
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Exchange Server 5.5 サーバーがフォレスト内に含まれていない。
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Exchange Server 2003 サーバーには、少なくとも Exchange Server 2003 Service Pack 2 がインストールされている。
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組織内の Exchange 2000 Server サーバーには、少なくとも Exchange 2000 Server Service Pack 3 がインストールされている。
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Exchange Server 5.5 サーバーがフォレスト内に含まれていない。
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Exchange 2000 Server を含む組織には Exchange 2000 の Exchange システム マネージャ更新プログラムが必要 Exchange 2000 サーバーを含む組織に Exchange 2007 をインストールするには、Exchange 2000 サーバーに最新の Microsoft Exchange 2000 Server Service Pack 3 (SP3) 以降の更新プログラム ロールアップをインストールする必要があります。Exchange 2007 セットアップの前提条件の確認では、このロールアップがインストールされているかどうかを検出できません。更新プログラム ロールアップには、更新された exadmin.dll が含まれています。これは、Exchange 2000 の Exchange システム マネージャが Exchange 2007 オブジェクト バージョン管理と適切に動作するのに役立ちます。更新プログラム ロールアップをインストールしないと、Exchange 2000 Exchange システム マネージャのバージョン管理が行われません。更新プログラム ロールアップおよびそのダウンロードの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の文書番号 87540「
2004 年 8 月公開の Exchange 2000 Server Service Pack 3 以降の更新プログラムのロールアップ 」を参照してください。
メモ : Microsoft Windows XP を実行しているコンピュータなど、Exchange 2000 Exchange システム マネージャがインストールされているコンピュータが存在する場合は、そのコンピュータにも最新の Exchange 2000 Server Service Pack 3 (SP3) 以降の更新プログラム ロールアップをインストールする必要があります。 -
Exchange 2007 クラスタを管理するには 64 ビット版の msclus.dll が必要 64 ビット版の管理パックを Microsoft Windows XP にインストールすると、64 ビット版ではなく、32 ビット版の msclus.dll がインストールされます。Exchange 2007 管理ツールでは 64 ビット版が必要になります。この問題を回避するには、64 ビット版の Windows Server 2003 サーバーから "%systemroot%\system32\msclus.dll" をコピーして、64 ビット版の Windows XP コンピュータの同じ場所に貼り付けて、"regsvr32 %systemroot%\system32\msclus.dll" を実行してください。
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セットアップ時に既定の承認済み SMTP ドメインが Active Directory の FQDN に自動的に設定される Exchange 2007 をインストールするときには、既定の承認済みドメインとして、Active Directory ディレクトリ サービスのドメイン名が使用されます。Active Directory の一部の DNS ゾーンは内部でのみ使用され、外部 DNS ゾーンとは関係がありません。新しい承認済みドメインを設定する方法については、Exchange 2007 ヘルプの「承認済みドメインを作成する方法」を参照してください。
Windows Server
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Windows x64 により CDOEX と ExOLEDB が不安定になる Windows Server 2003 の x64 バージョンによって、ExOLEDB または CDOEX に依存する特定のコンポーネントが不安定になることがあります。その結果、ストアがクラッシュすることがあるのでご注意ください。クラッシュが発生する場合は、マイクロソフト サポート技術情報の文書番号 918980「
FIX:突然 Exchange OLE DB プロバイダのIRow::GetColumns関数は、 Windows Server 2003 Service Pack 1 の64 ビット バージョンを実行しているサーバーにエラー コード 0x80010105 を返します。 」を参照してください。
ユニファイド メッセージング
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特定の FAX を使用して FAX を送信すると、受信 FAX が受信されないか、完全に受信されない場合がある 特定の FAX を使用して FAX を送信し、AudioCodes ゲートウェイ経由でルーティングすると、受信 FAX が受信されないか、または完全に受信されない場合があります。この問題を解決するには、ゲートウェイの構成ファイルを変更し、ボー レートの設定を既定の 14400 の代わりに 9600 に設定します。この設定を変更する方法については、Microsoft Exchange 2007 UM のリソースに関するページにある AudioCodes のドキュメント (
http://www.audiocodes.com/content.aspx?voip=2331 ) を参照してください (このサイトは英語の場合があります)。
メモ : このトピックにあるサード パーティの Web サイトの情報は、必要な技術情報の検索に役立つよう提供されています。URL は予告なしに変更されることがあります。 -
UM が有効なユーザーの内線番号の追加、削除、変更ができない 1 つの内線番号を使用してユーザーのユニファイド メッセージングを有効にした後は、内線番号の追加、削除、または変更を行うことはできません。テスト環境から運用環境に移行する際にユーザーの内線番号を変更したり、2 番目の内線番号または FAX 番号を追加する際にユーザーの内線番号を追加したりする場合があります。このような場合は、対象のユーザーに対して disable-UMMailbox を実行してから、新しい内線番号および/または追加の内線番号を指定して Enable-UMMailbox を実行することで、内線番号を変更できます。次の Exchange 管理シェルの例を参照してください。
Enable-UMMailbox -identity:<user> -extensions:<ext1>, <ext2>, …
メモ : このコマンドを実行した後に、ユーザーの UM メールボックスの PIN をリセットする必要があります。 -
ゲートウェイの名前の形式が正しくないと UM がクラッシュする場合がある ユニファイド メッセージングをセッション開始プロトコル (SIP) のセキュリティで保護されたモードで実行している場合、ユニファイド メッセージング ワーカー プロセスがクラッシュする場合があります。この状況は、別のゲートウェイに一致するか、名前がすべて小文字ではない Exchange サーバーに一致する完全修飾ドメイン名 (FQDN) で解決される IP アドレスを持つゲートウェイが存在する場合に発生します。このような場合、既存の呼び出しは切断されます。この問題を回避するには、new-UMIPGateway コマンドレットを使用して SIP のセキュリティで保護されたモードで実行する際に、IP アドレスを使用せずに名前がすべて小文字である FQDN を指定します。
メールボックス
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システム アテンダント メールボックスを削除すると、特定のメールボックス操作でエラーが生じる システム アテンダント メールボックスを含むメールボックス データベースを削除した場合、メールボックスの移動操作を行うと、移動元のサーバー上で操作に失敗します。発生するエラー : "<メール ボックス名> でエラーが見つかりました。原因はインフォメーション ストアを開けませんでした。MAPI プロバイダが異常終了しました。MAPI 1.0 ID 番号 : 8004011d-0289-00000000、エラー コード : -1056636928"。このエラーを解決するには、サーバー上にデータベースを作成します。これにより、システム アテンダント メールボックスが自動的に再作成されます。
クライアント アクセス
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複数の CAS サーバーを経由した自己署名入りの SSL 証明書をサポートするにはレジストリ キーの設定が必要
Exchange 2007 では、既定の自己署名入りの SSL (Secure Sockets Layer) 証明書がインストールされます。Exchange ActiveSync、Microsoft Office Outlook Web Access、および可用性サービスに対して SSL を有効にする場合は、この証明書を使用できます。ただし、ほとんどのクライアント用アプリケーションでは証明書が無効であると判断されるため、ユーザーはメッセージを受け取ります。Exchange ActiveSync および Microsoft Office Outlook Web Access では、1 台のクライアント アクセス サーバーから別のクライアント アクセス サーバーへのプロキシがサポートされます。自己署名入りの証明書を使用する際にプロキシを正しく行うには、次に示すレジストリ キーを構成する必要があります。
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HKLM\System\CurrentControlSet\Services\MSExchangeOWA\AllowInternalUntrustedCerts = 1
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HKLM\System\CurrentControlSet\Services\MSExchangeOWA\AllowExternalUntrustedCerts = 1
注意 : レジストリの編集を誤ると、オペレーティング システムの再インストールを余儀なくされるような重大な問題が発生する可能性があります。レジストリの編集を誤ったために発生した問題は、解決できない場合があります。レジストリを編集する前に、大切なデータはすべてバックアップしてください。 -
HKLM\System\CurrentControlSet\Services\MSExchangeOWA\AllowInternalUntrustedCerts = 1
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Internet Explorer 7 のページ ズーム機能によって Outlook Web Access でエラーが発生する場合がある Exchange Server 2007 バージョンの Office Outlook Web Access で Windows Internet Explorer 7.0 のページ ズーム機能を使用すると、画面上に挿入ポイントが正しく表示されません。これより、予期しない動作が発生する場合があります。この問題を回避するには、Internet Explorer 7.0 のズーム機能を使用せずにフォント サイズを変更してください。
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Exchange 2007 が英語以外のドメイン コントローラに接続している場合に、Outlook Web Access でアドレス帳が正常に機能するためには、ドメイン コントローラの修正プログラムが必要 Outlook Web Access を使用し、英語以外のバージョンの Windows を実行しているドメイン コントローラにクライアント アクセス サーバーが接続している場合は、ドメイン コントローラにマイクロソフト サポート技術情報の文書番号 919166 で説明されている修正プログラムをインストールする必要があります。この修正プログラムをインストールしないと、ユーザーのユーザー インターフェイスのロケール設定がドメイン コントローラのカルチャと異なる場合、Outlook Web Access のアドレス帳の操作でエラーが発生します。マイクロソフト サポート技術情報の文書番号 919166「
同じロケール設定が Exchange OWA クライアントと Windows Server 2003-based ドメイン コントローラにないとき、Exchange 12 でのアドレス帳関数が切断されます。 」を参照してください。
エッジ トランスポートとハブ トランスポート
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購読済みエッジ トランスポート サーバーが Exchange 組織に対してライセンス取得済みとして表示されない エッジ トランスポート サーバーをライセンス取得済みとして表示するには、エッジ サブスクリプションを作成する前にエッジ トランスポート サーバーにライセンス キーを適用する必要があります。サブスクリプションの後でライセンス キーが適用された場合は、エッジ サブスクリプションをエッジ トランスポート サーバーと Active Directory サイトの両方から削除して、サブスクリプション プロセスを最初からやり直す必要があります。
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すべてのハブ トランスポート サーバーが削除された場合の EdgeSync の問題 エッジ サブスクリプションの作成後に展開されたハブ トランスポート サーバーは EdgeSync に参加しません。新しいハブ トランスポート サーバーにエッジ サーバー上でデータを同期させるには、組織内および各エッジ サーバー上のエッジ サブスクリプションを削除する必要があります。その後サブスクリプション処理を再度実行します。
シングル コピー クラスタ
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複数のアクティブ ノードを使用したシングル コピー クラスタ上で New-Mailbox コマンドレットを実行する 複数のアクティブなクラスタ化メールボックス サーバーを使用したシングル コピー クラスタを展開する場合、New-Mailbox コマンドレットは、少なくとも 1 つのクラスタ化メールボックス サーバー上で失敗します。特に、New-Mailbox コマンドレットは、失敗すると次のメッセージを表示します。
エラー:サーバー <サーバー名> 上のプロキシの生成プログラム DLL が見つからないか、初期化に失敗しました。現在の受信者のプロキシ アドレスを計算できません。すべてのプロキシ アドレス生成プログラム DLL が対象となるサーバーにインストールされていることを確認してください。
このエラーは、Active Directory 内でオブジェクトが見つからない場合に発生します。クラスタ内で最初に作成されたクラスタ化メールボックス サーバーに対してはオブジェクトが正しく作成されますが、その後に作成されるメールボックス サーバーに対してはオブジェクトが正しく作成されません。
メモ : 最初のクラスタ化メールボックス サーバーを削除してから別のクラスタ化メールボックス サーバーを追加すると、すべてのクラスタ化メールボックス サーバーで同じ問題が発生する場合があります。この問題が発生した場合でも、Move-Mailbox コマンドレットは正常に機能します。したがって、ユーザーをサーバーに正常に移動することができます。
クラスタ連続レプリケーションおよびローカル連続レプリケーション
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クラスタ サービスはネットワークが短時間中断される際に中断を許容できるように設定する必要がある クラスタ ノード間のネットワーク接続を監視するクラスタ サービスは、ネットワークが短時間中断される際に中断を受け入れる必要があります。これにより、ネットワークが短時間中断されることで発生するフェールオーバーを回避することができます。このドキュメントの「クラスタ ハートビート喪失時に許容範囲の設定を変更する方法」を参照してください。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の文書番号 921181「
それが Windows Server 2003 Service Pack 1-based サーバー クラスタにファイル共有証拠機能と構成可能なクラスタ ハートビート機能を追加するアップデートが入手できます。 」を参照してください。
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複数の Exchange Server Administrator グループが誤って作成される New-ClusteredMailboxServer を実行してから Remove-ClusteredMailboxServer を実行するという操作を繰り返し行うと、Active Directory 内に多数の Exchange Server Administrator グループが残されます。
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イベント ID 7005 によるエラーは仕様 このエラーは無視して構いません。Microsoft Exchange Transport Log Search サービス (MSExchangeTransportLogSearch) では、イベント ID 7005 (ComputerNameNotCurrentlyAvailableException) によるエラーを 10 分ごとにクラスタ内のパッシブ ノードでログに記録します。この動作は、MSExchangeTransportLogSearch がクラスタ化メールボックス サーバーの構成を取得できないために発生します。クラスタ化ノードでは、メールボックス サーバー名は Environment.MachineName と同じではありません。このため、MSExchangeTransportLogSearch はメッセージ追跡検索を実行するために使用するローカル サーバーを見つけることができません。Transport Log Search サービスはアクティブ ノードでのみ動作し、パッシブ ノードではアクティブになるまでただ待機します。
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Get-StorageGroupCopyStatus は無効な状態を報告できる 次のシナリオでは、Get-StorageGroupCopyStatus によって、状態が正常でない場合でも正常な状態であるとして報告されます。
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論理データベースの破損が発生したため、アクティブ ノードとパッシブ ノードの両方でデータベースをマウント解除できなくなった。
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何らかの理由によりバックアップが使用できないため、ファイル システム レベルでクラスタの両ノードにおいてすべてのデータベース関連のファイルが削除され、新しく空のデータベースがマウントされた。または、古いバックアップが復元されたが、データベースを完全に最新の状態にするために必要なログのセット全体が失われている。どちらの場合においても、アクティブ ノードでログが生成されるのをパッシブ ノードが待つため、パッシブ ノードは "次回の" ログ ファイルが表示されるまで待ち続けます。
このような状況では、パッシブ ノード上にデータがない場合でも、Get-StorageGroupCopyStatus によってデータベースは正常であるとして表示されます。Microsoft Exchange Replication Service を再開すると、状態が正しく報告されるようになります。
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論理データベースの破損が発生したため、アクティブ ノードとパッシブ ノードの両方でデータベースをマウント解除できなくなった。
その他
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Exchange 2007 向けの Microsoft .NET Framework 2.0 更新プログラムをインストールすると、VSA または Visual Studio のマクロに対してスクリプトやマクロ機能が正しく機能しない場合がある Exchange 2007 向けの Microsoft .NET Framework 2.0 更新プログラムをインストールし、Microsoft Visual Studio for Applications (VSA) を使用するか、または Exchange 2007 の Microsoft Visual Studio にあるマクロを使用するアプリケーションで作業する場合、スクリプトおよびマクロ機能が正しく機能しない場合があります。この問題は、VSA コンポーネントの DLL が正常に起動しないために発生します。
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MSExchangeTransport のソースおよびイベント ID 1036 のイベント ログ エントリが正しくない イベント ID 1036 の現在のテキストには、"拇印が %1 の受信直接信頼証明書の有効期限が切れています。New-ExchangeCertificate を実行して、新しい直接信頼証明書を生成してください。" と記述されています。このイベントには、"サーバー向けの既定の TLS 証明書は置き換わっていますが、新しい証明書で SMTP が有効になっていません。Enable-ExchangeCertificate を実行して、新しい SMTP の証明書を有効にする必要があります。" と記述されている必要があります。
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Exchange 2007 でセルビア語 (ラテン) (Sr-Latn-CS) はサポートされず、セルビア語 (キリル) (Sr-Cyrl-CS) のみがサポートされる Exchange 2007 ベータ 2 リリースでは、両方の言語がサポートされることが発表されました。Exchange 2007 でセルビア語 (ラテン) (Sr-Latn-CS) はサポートされていません。セルビア語 (キリル) (Sr-Cyrl-CS) のみがサポートされます。
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Windows MUI モードで実行される英語版以外の Exchange 2007 で SCW の登録が失敗する Windows Multilingual User Interface Pack (MUI) モードで実行される Exchange 2007 でセキュリティの構成ウィザード (SCW) を使用するには、SCW の登録が必要です。英語版以外の Exchange 2007 をインストールしたサーバーでは、SCW の登録に失敗します。この問題を回避するには、<インストール ディレクトリ>\scripts フォルダにある Exchange2007.xml ファイルと Exchange2007Edge.xml ファイルを開いて、SCWLocalization タグ内にあるロケール ID の設定を "0409" に変更します。
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アップグレード時に、制限なしのメッセージ サイズ設定が無視されて Exchange 2007 の既定値に設定される Exchange 2003 メッセージの制限値が制限なしに設定されている場合、最初の Exchange 2007 サーバーがインストールされると、Exchange Server 2003 メッセージの制限値が Exchange 2007 の既定値に設定されます。
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Exchange キュー ビューアを操作するには Exchange Server Administrator の権限が必要 キュー ビューアを操作するには、Exchange Server Administrator の権限が必要になります。Exchange Server Administrators の役割に割り当てられているアクセス許可を持つドメイン アカウントを使用してログオンする必要があります。アカウントは、キュー ビューアを実行しているコンピュータのローカルの Administrators グループのメンバでもある必要があります。
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ヘルプ トピック「Outlook 2007 のメッセージ分類を展開する方法」に記載されたエクスポート コマンドの構文が正しくない Exchange 2007 ヘルプ トピック「Outlook 2007 のメッセージ分類を展開する方法」に記載されているエクスポート コマンド構文は正しくありません。また、メッセージ分類のエクスポート機能は更新されています。正しい情報は以下のとおりです。
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すべての既存のメッセージ分類を Classifications.xml ファイルにエクスポートするには、次のコマンドを実行します。
./Export-OutlookClassification.ps1 >path\Classifications.xml
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特定の場所にあるすべての既存のメッセージ分類を Classifications.xml ファイルにエクスポートするには、次のコマンドを、"en" の場所にロケール コードを指定して実行します。
ロケール パラメータには、CultureInfo のデータ型を指定します。CultureInfo のデータ型の詳細については、./Export-OutlookClassification.ps1 -Locale "en" >Classifications.xml
CultureInfo クラスについてのページ にある表で、定義済みのカルチャ名と ID を参照してください (このサイトは英語の場合があります)。ロケールが存在しない場合、メッセージ分類は Classifications.xml ファイルに書き込まれません。
メモ : 特定のメッセージ分類インスタンスを Export-OutlookClassification.ps1 スクリプトにパイプライン処理することはできません。指定したメッセージ分類を削除するには、Classifications.xml ファイルからインスタンスを手動で削除する必要があります。
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すべての既存のメッセージ分類を Classifications.xml ファイルにエクスポートするには、次のコマンドを実行します。
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Exchange ActiveSync はダイヤル トーン データベースのユーザーに対して無効にする必要がある モバイル デバイスをダイヤル トーン データベースに同期する場合、ユーザーのメールボックスにアイテムが重複して作成される場合があります。ダイヤル トーン データベースにメールボックスを持つユーザーに対しては、Exchange ActiveSync を無効にする必要があります。あるユーザーに対して Exchange ActiveSync を無効にする方法として、以下に Exchange 管理シェル コマンドの例を示します。
Set-CASMailbox <user_name> -ActiveSyncEnabled:$False
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Exchange Server Administrator グループは、Exchange Server Administrator の役割である必要がある 現在、いくつかのヘルプ トピックでは、"以下の手順を実行するには...Exchange Server Administrator グループに割り当てられているアクセス許可を持つドメイン アカウントを使用してログオンする必要があります。" と記述されています。このようなセキュリティ グループは存在しません。必要となるアクセス許可は、Exchange Server Administrator の役割のメンバであるアカウントです。Exchange 管理シェルで Add-ExchangeAdministrator コマンドレットを使用することにより、ユーザーまたはグループにこの役割を付与することができます。また、Exchange 管理コンソールで Exchange Administrator を追加するウィザードを使用して、この役割を付与することもできます。
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[パスワードを無期限にする] が true に設定されている場合、[ユーザーは次回のログオン時にパスワード変更が必要] チェック ボックスの変更が反映されない Active Directory ユーザーとコンピュータで、[ユーザーは次回のログオン時にパスワード変更が必要] と [パスワードを無期限にする] のチェック ボックスをオンにし、次に [適用] をクリックすると、警告のメッセージが表示され、次回のログオン時にパスワードを変更する必要がなくなります。現時点では、Exchange 管理シェルおよび Exchange 管理コンソールの [ユーザーは次回のログオン時にパスワード変更が必要] 設定を変更する際に [パスワードを無期限にする] をオンにすると、この変更は無視されますが、警告は表示されません。
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受信者管理を無効および削除するアクションに関する補足 Exchange 2007 において、受信者は Exchange の属性を持つ Active Directory オブジェクトを参照します。すべての受信者の種類を使用中止にするには、無効と削除の 2 つのアクションから選択できます。ただし、動的配布グループは削除のみ行うことができます。
無効にするアクションでは、Active Directory オブジェクトのメール機能を無効にします。受信者を無効にすると、すべての Exchange 属性がオブジェクトから削除されますが、Active Directory には残ります。Exchange にオブジェクトが受信者として表示されることはありませんが、他の目的に使用することができます。受信者を無効にするには、少なくとも Exchange Recipient Administrators アクセス許可が付与されている必要があります。
これに対して、削除するアクションでは Active Directory からすべてのオブジェクトを削除します。受信者を削除すると、関連する Active Directory オブジェクトは使用できなくなります。受信者を削除するには、Exchange Recipient Administrators アクセス許可に加えて、Active Directory でオブジェクトを削除する権利を持っている必要があります。
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セキュリティ設定により .chm ファイルの表示が制限される 強化されたセキュリティ設定では、ファイル共有の .chm ファイルの表示が制限されます。Exchange Server の setup.exe にリモートからアクセスする場合は、開始画面のヘルプ ショートカットを選択しても .chm が表示されず、ページが見つからないというエラーが表示されます。この問題を修正するには、exchhelp.chm ファイルをネットワーク共有からローカル ハード ドライブにコピーし、ローカル ドライブ上でこのファイルを開くことによってヘルプを表示します。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の文書番号 896358「
[MS05-026] HTML ヘルプの脆弱性により、リモートでコードが実行される 」を参照してください。
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Exchange 2007 管理コンソールからのすべてのアドレス一覧の管理 Exchange 2007 管理コンソールで作成したアドレス一覧を Exchange 2003 の Exchange システム マネージャで管理すると、エラーが発生し、Exchange システム マネージャがクラッシュする場合があります。Exchange 2007 で作成したアドレス一覧は、すべて Exchange 管理コンソールでのみ管理するようにしてください。
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Exchange 管理コンソールからダウンレベルのサーバーを管理することはできない このドキュメントまたは Microsoft Web サイトで公開されているその他のドキュメントに明記されている作業は例外として、Exchange Server 2003 または Exchange 2000 Server を実行しているサーバーを Exchange 管理コンソールから管理することはできません。
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ダウンレベルの管理コンソールから Exchange 2007 サーバーを管理することはできない このドキュメントまたは Microsoft Web サイトで公開されているその他のドキュメントに明記されている作業は例外として、Exchange Server 2003 または Exchange 2000 を実行しているサーバーの管理コンソールから Exchange 2007 サーバーを管理することはできません。
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Exchange 2007 オブジェクトの作成に Active Directory ユーザーとコンピュータを使用しない Exchange システム マネージャがインストールされている場合、Active Directory ユーザーとコンピュータで Exchange 2007 サーバー上にメールボックスを作成することができます。しかし、この操作はサポートされていません。この方法で作成されたメールボックスは、Exchange 2007 サーバー上にある場合でも "レガシ" (Exchange 2003 または Exchange 2000) メールボックスと見なされます。Exchange 2007 には、ユーザー属性を更新するための受信者更新サービスはありません。Active Directory ユーザーとコンピュータで作成されたユーザーは、新しく作成されたメールボックスを準備するように構成された受信者更新サービスを持つ Exchange 2000 Server サーバーまたは Exchange Server 2003 サーバーが組織内にない場合は、完全に構成されません。
特定の既知の問題に対する回避方法
ここで説明する情報は、次のとおりです。
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クラスタ ハートビート喪失時に許容範囲の設定を変更する方法
クラスタ ハートビート喪失時に許容範囲の設定を変更する方法
ここで説明する手順は、以下に挙げる既知の問題の回避方法です。
クラスタ サービスはネットワークが短時間中断する際に中断を許容できるように設定する必要がある クラスタ ノード間のネットワーク接続を監視するクラスタ サービスは、ネットワークが短時間中断する際に中断を受け入れる必要があります。これにより、ネットワークが短時間中断されることによって発生するフェールオーバーを回避することができます。
ここでは、インターフェイスとノードのハートビート構成が、ハートビートを 10 回喪失すると変更されるように設定します。この設定レベルは、およそ 12 秒間に相当します。
クラスタ ハートビート喪失時に許容範囲の設定を変更する方法
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すべてのクラスタ ノードがアップしていることを確認してください。これを実行するには、次のコマンドを実行します。
cluster <cluster_name> node
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このコマンドを実行した後に、各クラスタ ノードの状態の値が [アップ] であることを確認します。
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インターフェイスおよびノードのハートビート喪失数を設定します。これを実行するには、次のコマンドを実行します。
cluster cluster_name /priv HeartBeatLostInterfaceTicks=10:DWORD cluster cluster_name /priv HeartBeatLostNodeTicks=10:DWORD
メモ : プライベート プロパティを設定するには、DWORD 文字列を指定する必要があります。 -
各クラスタ ノード上でクラスタ サービスを停止してから再開します。これを実行するには、各クラスタ ノード上で次のコマンドを実行します。
net stop clussvc net start clussvc
重要 : パッシブ ノードでのみサービスをサイクルします。このアクションにより、アクティブ ノードからパッシブ ノードにすべてのクラスタ リソース グループを移動します。サービスをサイクルする前に、クラスタ化メールボックス サーバーおよび既定のクラスタ グループをパッシブ ノードに移動し (その結果アクティブ ノードにした) ことを確認します。アクティブ ノード上にあるサービスのサイクルによって、アクティブ ノードにホストされているすべてのクラスタ リソース グループでフェールオーバーが発生することになります。ファイル共有監視を使用する場合は、ファイル共有ホストを使用できることを確認します。
法律に関する通知
このドキュメントに記載されている情報 (URL 等のインターネット Web サイトに関する情報を含む) は、将来予告なしに変更することがあります。別途記載されていない場合、このソフトウェアおよび関連するドキュメントで使用している会社、組織、製品、ドメイン名、電子メール アドレス、ロゴ、人物、場所、出来事などの名称は架空のものです。実在する商品名、団体名、個人名などとは一切関係ありません。お客様ご自身の責任において、適用されるすべての著作権関連法規に従ったご使用を願います。このドキュメントのいかなる部分も、米国 Microsoft Corporation の書面による許諾を受けることなく、その目的を問わず、どのような形態であっても、複製または譲渡することは禁じられています。ここでいう形態とは、複写や記録など、電子的な、または物理的なすべての手段を含みます。ただしこれは、著作権法上のお客様の権利を制限するものではありません。
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