更新日 : 2006 年 10 月 18 日

SQL Server のドキュメント作成チームでは、ドキュメントに関するフィードバックをお待ちしています。ドキュメントに関する問題はすべて確認および調査されますが、ここでは技術的な質問への回答は行われません。ドキュメントに関する問題以外の技術的な問題については、「SQL Server 2005 の参考資料の入手」を参照してください。

可能であれば英語でフィードバックを送信してください。

目次

システムの必要条件

次の表に、Microsoft SQL Server ™ 2005 Express Edition with Advanced Services を実行するための前提条件となるソフトウェア、およびハードウェアとソフトウェアの最小要件を示します。

注 :
コンピュータがシステムの必要条件を満たしているかどうかを判断するには、[スタート] ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。[全般] タブに、CPU の種類と速度、インストールされているメモリ (RAM) 量が表示されます。

必要なソフトウェア

Microsoft .NET Framework 2.0

インターネットの必要条件

  • Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 (SP1) 以降 (.NET Framework の前提条件)

  • Microsoft SQL Server 2005 Reporting Services (SSRS) のインストールには、インターネット インフォメーション サービス (IIS) 5.0 以降が必要です。

    IIS のインストール方法の詳細については、SQL Server 2005 Books Online の「Microsoft インターネット インフォメーション サービスをインストールする方法」を参照してください。

メモリ

最小 : 512 MB

推奨 : 1 GB 以上

ハード ディスク容量

空き容量 600 MB

プロセッサ

Pentium III 以上または互換プロセッサ

最小 : 600 MHz

推奨 : 1 GHz 以上

オペレーティング システム

Windows Server 2003 SP1

Windows Server 2003 Enterprise Edition SP1

Windows Server 2003 Datacenter Edition SP1

Windows Server 2003 Web Edition SP1

Windows Small Business Server 2003 Standard Edition SP1

Windows Small Business Server 2003 Premium Edition SP1

Windows XP Professional SP2

Windows XP Tablet Edition SP2

Windows XP Home Edition SP2¹

Windows XP Media Edition SP2¹

Windows 2000 Professional Edition SP4

Windows 2000 Server Edition SP4

Windows 2000 Advanced Edition SP4

Windows 2000 Datacenter Server Edition SP4

Virtual PC

Virtual Server

注 :
Windows XP Embedded Edition は、今回のリリースではサポートされていません。

¹SQL Server Express with Advanced Services の一部としてインストールされる Reporting Services は、インターネット インフォメーション サービス (IIS) がインストールされていないオペレーティング システムにはインストールされません。

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SQL Server Express をインストールする前に

SQL Server Express をインストールする前に、SQL Server Express に必要な .NET Framework の正しいバージョンがインストールされていることを確認してください。

SQL Server Express のバージョン .NET Framework のバージョン

SQL Server Express

次の手順を実行します。

  1. コンピュータから .NET Framework 1.2 以降のバージョンをアンインストールします (バージョン 1.0 および 1.1 はアンインストールする必要はありません)。その後、.NET Framework 2.0 ダウンロード センターから .NET Framework 2.0 をインストールします。

  2. マイクロソフトの Web サイトから SQL Server Express をインストールします。

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コマンド プロンプトのオプションを使用する SQL Server Express のインストール

SQL Server Express セットアップでは、グラフィカル ユーザー インターフェイスの他にコマンド プロンプト インターフェイスも使用できます。セットアップでの SQL Server Express のインストール方法をカスタマイズするには、SQL Server 2005 Books Online の「コマンド プロンプトからのセットアップの実行」を参照してください。

注 :
SQL Server Express は SQL Server 2005 の機能限定エディションです。SQL Server Express でのコマンド プロンプトを使用したセットアップは、SQL Server 2005 の場合と類似しています。

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SQL Server Express のインストール コンポーネントの変更

SQL Server Express のインストールでは、sqlexpr_adv.exe ファイルを実行しますが、フォルダに保存しないで SQLEXPR_ADV.EXE を直接実行する場合、バイナリ ファイルが展開された一時ディレクトリはインストール完了後に削除されます。コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] を使用して SQL Server Express コンポーネントを変更する場合、[変更] ボタンでセットアップ ディレクトリを検索してもディレクトリは見つかりません。

インストールした SQL Server Express コンポーネントを変更するには、Web サイトからもう一度 sqlexpr.exe をダウンロードして、.exe をフォルダに保存します。コマンド プロンプトで、.exe が格納されているフォルダにパスを変更し、sqlexpr_adv.exe –x パラメータを使用してセットアップを実行します。展開およびインストールのディレクトリを選択するように求められます。

セットアップ ファイルを展開してある場合、[変更] ボタンを使用して、要求されたときに展開先のディレクトリを指定し、SQL Server Express のインストールを変更することができます。

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MSDE の SQL Server Express へのアップグレード

MSDE を MSI セットアップでインストールした場合、同じインスタンス名を使用して SQL Server Express をインストールすると、既存の MSDE インスタンスがアップグレードされます。SQL Server Express セットアップを実行したときに、[既定のインスタンス] オプションを使用してください。ただし、インストールしている SQL Server Express が英語バージョンでない場合は例外です。アップグレードする MSDE インストールは、SQL Server Express と同じ言語バージョンであるか、英語バージョンである必要があります。   

MSDE が、他のアプリケーションの一部として、そのアプリケーションのインストール プログラムを使用してインストールされた場合、SQL Server Express インストール プログラムでは MSDE が認識されません。このような場合に SQL Server Express をアップグレードする唯一の方法は、別のインスタンス名で SQL Server Express をインストールすることです。SQL Server Express セットアップを実行するとき、[名前付きインスタンス] オプションを使用して新しいインスタンス名を指定し、データベースを MSDE からデタッチして SQL Server Express にアタッチします。  

MSDE が他のアプリケーションとしてインストールされたかどうかを確認するには、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] を表示します。[プログラムの追加と削除] に MSDE が表示されていない場合は、別のアプリケーションの一部としてインストールされています。このような場合に MSDE を削除する唯一の方法は、MSDE をインストールしたアプリケーションを削除することです。ほとんどの状況では、アプリケーションのユーザーではなく、アプリケーション ベンダがアップグレードを処理します。

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