更新日 : 2006 年 5 月 10 日
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目次
1.0 はじめに
2.0 SQL Server Express Toolkit のダウンロードとインストール
2.2 SQL Server Express Toolkit
2.3 インストール要件
3.0 特記事項
4.0 SQL Server Express Toolkit に関する情報を得るには
5.0 SQL Server Express Toolkit に関するフィードバックを送るには
6.0 Books Online
1.0 はじめに
Microsoft® SQL Server™ 2005 Express Edition Toolkit (SQL Server Express Toolkit) では、Microsoft® SQL Server™ 2005 Express Edition (SQL Server Express) と Microsoft® SQL Server™ 2005 Express Edition with Advanced Services (SQL Server Express) を管理するためのツールとリソースが提供されます。また、SQL Server 2005 Reporting Services (SSRS) を使用してレポートを作成することもできます。
キットに含まれる内容は次のとおりです。
-
接続コンポーネント
クライアントとサーバー間の通信を行うためのコンポーネントをインストールします。OLEDB や ODBC 用のネットワーク ライブラリなどがこれに含まれます。
-
Business Intelligence Development Studio
開発環境で使用するツールをインストールします。Business Intelligence Development Studio、レポート デザイナ、ソフトウェア開発キットなどがこれに含まれます。
-
ソフトウェア開発キット
プログラマ向けのソフトウェア開発キットをインストールします。
-
Management Studio Express
SQL Server Express のコンポーネントにアクセスし、これらのコンポーネントを構成、管理、開発するためのツールをインストールします。
注 : |
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SQL Server Express Toolkit には、SQL Server 2005 Service Pack 1 に含まれているすべてのアップデートが含まれています。 |
2.0 SQL Server Express Toolkit のダウンロードとインストール
ここでは、Microsoft .NET Framework 2.0 と SQL Server Express Toolkit をインストールする方法と、SQL Server Express Toolkit のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェアの条件について説明します。
2.1 .NET Framework 2.0
SQL Server Express Toolkit をインストールする前に、.NET Framework 2.0 をインストールする必要があります。
SQL Server Express Toolkit は、.NET Framework の特定バージョン (.NET Framework 2.0) でのみ動作します。このバージョン以外を使用すると、SQL Server Express Toolkit が予測できない動作をする場合があります。.NET Framework 2.0 は、
2.2 SQL Server Express Toolkit
SQL Server Express Toolkit は、
注 : |
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製品をダウンロードして展開する際には、ダウンロード サイトで示される指示に従ってください。 |
2.3 インストール要件
「
3.0 特記事項
3.1 Business Intelligence Development Studio と Reporting Services
SQL Server Express Toolkit セットアップでは、Business Intelligence Development Studio がインストールされます。このコンポーネントは、Reporting Services でホストされるレポートを作成および変更するために必要です。Reporting Services をインストールするには別のセットアップ プログラム Microsoft SQL Server Express with Advanced Services (SQL Server Express) セットアップを実行する必要があります。このセットアップ プログラムでは、手順に従って Reporting Services をインストールできます。
注 : |
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SQL Server Express は、 |
Reporting Services をインストールすると、レポート サーバーを使用してレポートを表示できるようになりますが、レポートを作成するには Business Intelligence Development Studio を使用する必要があります。
Business Intelligence Development Studio は、Microsoft Visual Studio 2005 の環境に SQL Server 2005 のビジネス インテリジェンス ソリューション固有の機能を加えたものです。Business Intelligence Development Studio で使用できるプロジェクト テンプレートを次に示します。いずれかのテンプレートを使用して、Reporting Services のレポート サーバー上で実行されるレポートを作成できます。
-
レポート サーバー プロジェクト
-
レポート サーバー プロジェクト ウィザード
3.2 SQL Server Management Studio Express の使用方法
SQL Server Express Toolkit を実行するとインストールされる SQL Server Management Studio Express (SSMSE) では、SQL Server Express のインスタンスで使用できるグラフィカルな管理ツールが提供されます。SSMSE では、SQL Server 2005 の任意のエディションで作成されたリレーショナル エンジン インスタンスも管理できます。SSMSE で、SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS)、SQL Server 2005 Integration Services (SSIS)、SQL Server 2005 Notification Services、SQL Server 2005 Mobile Edition、SQL Server エージェントは管理できません。
SSMSE を使用して SQL Server Express に接続する方法
SSMSE から SQL Server Express データベース エンジン インスタンスに接続するには、以下の手順を実行します。
-
[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスで、次のいずれかを指定します。
-
.\sqlexpress
-
(local)\sqlexpress
-
computer_name\sqlexpress
-
.\sqlexpress
-
[接続] をクリックします。
注 : SQL Server Express の既定のインストールでは、SQLExpress というインスタンス名が使用されます。SSMSE を使用して SQL Server Express に接続するときにはこのインスタンス名を指定する必要があります。SQLExpress 以外のインスタンス名を使用している場合は、"コンピュータ名\インスタンス名" の形式で名前を指定し接続します。
3.3 Business Intelligence Development Studio のヘルプ
既定では、Business Intelligence Development Studio に SQL Server 2005 Books Online はインストールされません。したがって、F1 キーを押すと MSDN オンライン ヘルプが開きます。F1 キーを押すと、F1 ヘルプ トピックにアクセスできますが、目次は表示されず、SQL Server 2005 ドキュメントの残りの部分にはアクセスできません。SQL Server 2005 ドキュメントにアクセスするには、
注意 : |
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F1 キーを押して開かれるトピックでは、SQL Server Express でサポートされていないユーザー インターフェイスや機能が記載されている場合があります。これは、ドキュメントが SQL Server 2005 の完全版向けのものであるためです。 |
3.4 SQL Server Express Toolkit の最終リリース バージョンへのアップグレードはサポートされない
SQL Server Express Toolkit のプレリリース バージョンを最終リリース バージョンにアップグレードすることはできません。このバージョンをインストールする前に、SQL Server Express Toolkit のプレリリース バージョンをアンインストールする必要があります。
注意 : |
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Visual Studio 2005 もインストールされているコンピュータで SQL Server Express Toolkit のプレリリース バージョンをアンインストールした場合は、Visual Studio データセット デザイナを使用する前に Windows レジストリの修復が必要になります。詳細については、サポート技術情報の記事 |
4.0 SQL Server Express Toolkit に関する情報を得るには
マイクロソフトでは、SQL Server Express に関して主に 3 つの情報源を提供しています。
-
更新された SQL Server 2005 Books Online ドキュメント
-
Microsoft Developer Network (MSDN) およびTechNet にある SQL Server のサイト
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SQL Server コミュニティ
5.0 SQL Server Express Toolkit に関するフィードバックを送るには
SQL Server Express Toolkit に関するご意見や不具合の報告がありましたら、次の方法でお知らせください。
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MSDN Product Feedback Center に、SQL Server Express Toolkit の機能とユーザー インターフェイスに関するご意見や不具合の報告をお寄せください。
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マイクロソフトの Web サイト で、SQL Server 2005 Books Online のフィードバック機能を使用して、ドキュメントに関する意見および記載ミスの報告を送信する。
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マイクロソフトでの分析用に、エラー レポートおよび機能の使用状況データを自動送信する。詳細については、SQL Server 2005 Books Online の「エラー レポートと使用状況レポートの設定 (SQL Server Express)」を参照してください。
6.0 Books Online
SQL Server 2005 Books Online の 2006 年 4 月のアップデートから、SQL Server Express の単独の Books Online は入手できなくなります。SQL Server 2005 Books Online を SQL Server Express の主要なドキュメントとしてお読みいただけます。
SQL Server 2005 Books Online は、
Books Online の 2006 年 4 月のアップデートには、このサービス パックに含まれているすべての製品アップグレードが反映され、ドキュメントの強化も行われています。このアップデートをインストールして、手元にあるドキュメントの情報を SQL Server Express 対応の最新版にしておくことをお勧めします。