この修正プログラムによって、Windows XP 64-Bit Edition に存在する「Multiple UNC Provider の未チェックのバッファ」に関する脆弱性 (セキュリティ番号 MS02-017) が修正されます。今すぐダウンロードして、悪意のあるユーザーがバッファのオーバーフローを悪用して、お使いのコンピュータを再起動させたり、不正なプログラムを実行させることができないようにしてください。
この脆弱性は、Multiple UNC (汎用名前付け規則) Provider (MUP) が原因で発生します。MUP は、ネットワーク ファイル システムのリソースを検索するために、Windows のカーネル モードのメモリ内で実行されます。未チェックのバッファ (容量が制限された一時的なデータの格納場所) を利用して、悪意のあるユーザーは特殊な形式のリクエストを送信し、コンピュータを再起動させたり、自分がそのコンピュータのユーザーであるようにプログラムを実行できます。
この脆弱性の詳細については、セキュリティ情報の MS02-017 を参照してください。