Windows 2000 Service Pack 2
Windows 2000 Service Pack 2 (以下 SP2) には、Windows 2000 ファミリーのオペレーティング システムに対する最新の更新が含まれています。この更新には、セットアップ、アプリケーションの互換性、オペレーティング システムの信頼性、およびセキュリティに関する更新が含まれています。Windows 2000 SP2 には、Windows 2000 Service Pack 1 (以下 SP1) の内容が含まれています。Windows 2000 SP2 は必須のアップグレードではありません。Windows 2000 SP2 のインストールが必要かどうかを判断するには、Windows 2000 Service Pack 2 の Web サイトを参照することをお勧めします。
ネットワーク インストールの一般的な所要時間 :
すべてのプラットフォーム : 4.4 時間 (56K モデム)、9 分 (T1 回線)
Windows 2000 SP2 の暗号化処理
Windows 2000 SP2 をインストールすると、システムの暗号化処理が 128 ビットにアップグレードされます。この 128 ビット暗号化をアンインストール、または使用不可にすることはできません。Windows 2000 SP2 をインストールした後で SP2 を削除しても、システムでは 128 ビット暗号化が使用され、56 ビット暗号化には戻りません。Windows 2000 SP2 では、暗号化を使用する Windows 2000 の全サービスに高度暗号化サポートを追加します。対象となるサービスには、Kerberos、暗号化ファイル システム、RAS、RPC、SSL/TLS、CryptoAPI、Terminal Services RDP、IPSec などがあります。高度暗号化サポートによって、ローカル データやオンライン商取引のセキュリティだけでなく、ネットワーク上やインターネット上で共有しているあらゆるコンテンツのセキュリティが強化されます。
128 ビット暗号化の詳細については、高度暗号化情報のページを参照してください。
注
Windows 2000 SP2 をアンインストールしても、コンピュータの暗号化強度は標準に戻りません。Windows 2000 SP2 はいつでもアンインストールできますが、高度暗号化サポートはそのまま維持されます。
Windows 2000 SP2 に含まれる更新の一覧については、サポート技術情報の JP282522 を参照してください。
必要システム
Windows 2000 SP2 をインストールするには、お使いのコンピュータが次のシステム構成以上である必要があります。
- オペレーティング システム : Windows 2000 Professional、Windows 2000 Server、または Windows 2000 Advanced Server
- ディスク領域 : Service Pack のインストール方法によって、必要なディスク領域は異なります。Service Pack CD-ROM またはこの Web サイトのどちらからインストールしても必要なディスク領域は同じですが、ネットワーク上の分散ファイル システム共有からインストールする場合は必要な領域が異なります。
インストール時の推奨事項、および Windows 2000 SP2 の追加情報については、Windows 2000 SP2 の Web サイトを参照してください。
実行するには
コンピュータを再起動してインストールを完了します。
重要
これまでの Service Pack と同様に、Windows SP2 が必要なプログラムやサービスをインストールしたか、Windows SP2 で修正されたプログラムやサービスをインストールした場合、Windows SP2 をアンインストールすると、これらのプログラムに悪影響を与える可能性があります。
- [スタート] メニューの [設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックします。
- [アプリケーションの追加と削除] アイコンをダブルクリックします。
- [Windows 2000 Service Pack 2] をクリックします。
- [変更/削除] をクリックすると、Windows 2000 SP2 がアンインストールされます。
Windows 2000 SP2 には、次の重要な修正プログラムが含まれています。
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2001 年 5 月 1 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2001 年 2 月 1 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2001 年 1 月 30 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2001 年 1 月 16 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2001 年 1 月 5 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 12 月 20 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 12 月 7 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 11 月 27 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 11 月 10 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 11 月 8 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 11 月 5 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 11 月 3 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 10 月 27 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 10 月 17 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 10 月 7 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 10 月 6 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 9 月 16 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 9 月 10 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 9 月 9 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 9 月 1 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 8 月 21 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 8 月 19 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 8 月 18 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 8 月 17 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 8 月 15 日
- セキュリティ問題の修正プログラム - 2000 年 6 月 6 日
Windows 2000 SP2 には、次の推奨修正プログラムが含まれています。
- Terminal Server の再起動に関する修正プログラム
- Windows 2000 ISA Server 修正プログラム
- リムーバブル メディアへのアクセスに関する修正プログラム
- PC カード バスへの電圧レベルに関する修正プログラム
- FrontPage 2000 での HTML 以外のファイルの保存に関する修正プログラム
- VIA AGP チップセット ドライバの修正プログラム
- Xenroll.dll ファイルの署名に関する修正プログラム
- Windows 2000 ファイル複製サービスの修正プログラム