セキュリティ問題の修正プログラム - 2001 年 2 月 27 日 (1)
この修正プログラムによって、Internet Explorer の 2 種類の脆弱性 (セキュリティ番号 MS01-015) が修正されます。今すぐダウンロードして、お使いのコンピュータ上で悪意のある Web サイト運営者がプログラムを実行したり、悪意のある Web サイトからファイルを参照されることのないようにしてください。
この修正プログラムによって、次の 2 種類の問題が解決されます。
- コンピュータ内にキャッシュされているコンテンツを不正に知ることができる脆弱性。この脆弱性によって、コンパイル済み HTML ヘルプ ファイル (.chm) を不正に起動できます。このヘルプ ファイルに実行可能ファイルへのショートカットが含まれていると、お使いのコンピュータ上でその実行可能ファイルを不正に実行できます。
- 「フレームのドメイン照合」脆弱性 (セキュリティ番号 MS00-033) の変種。この脆弱性によって、悪意のある Web サイトの運営者は 2 つのブラウザ ウィンドウを開くことができます。一方にはその運営者の Web サイトのドメインが表示され、もう一方にはお使いのコンピュータのローカル ファイル システムが表示されます。これによって、お使いのコンピュータからその Web サイトへ情報を送信される可能性があります。悪意のある Web サイト運営者は、この問題を利用してブラウザのウィンドウに表示可能なファイルを読むことはできても、変更することはできません。
この脆弱性の詳細については、 セキュリティ情報の MS01-015 を参照してください。
この修正プログラムは、Internet Explorer 5.5 Service
Pack 1 に対して適用されます。
コンピュータを再起動してインストールを完了します。
アンインストールすることはできません。