この修正プログラムによって、Microsoft virtual machine (Microsoft VM) の「VM のファイルの読み取り」脆弱性が修正されます。今すぐダウンロードして、悪意のある Web サイト運営者が、お使いのコンピュータからファイルを読み取ったり、イントラネット内の Web コンテンツを参照することができないようにしてください。なお、コンピュータ内のファイルを読み取ることはできても、ファイルを変更、追加、および削除することはできません。
Java アプレットは Web サイト上に置かれ、そのサイトを訪問したユーザーのコンピュータ上で実行されます。Java アプレットが実行されるのは Microsoft VM の内部で、そこには「サンドボックス」と呼ばれるセキュリティで保護された領域が用意され、Java アプレットの実行内容が制限されています。通常はサンドボックスによって、Java アプレットがユーザーのコンピュータで不正な操作を実行できないようになっています。 しかし、複雑な手順を組み合わせることによって、悪意のある Web サイト運営者は、サンドボックスで設定された制限を回避する Java アプレットを作成し、ユーザーのコンピュータ上にあるファイルを読み取ったり、イントラネット内の Web コンテンツを参照することができます。
この脆弱性の詳細については、セキュリティ情報の MS00-081 を参照してください。
この修正プログラムには、過去にリリースされた Microsoft VM での修正内容がすべて含まれています。Microsoft VM build 3802 に含まれる修正内容の詳細については、Microsoft 仮想マシン修正リスト を参照してください。
注 Windows 2000 を使用している場合は、Service Pack 1 をインストールしてから、この修正プログラムをダウンロードしてください。