この修正プログラムによって、Windows 2000 ターミナル サーバーに存在する「無効な RDP データ」という脆弱性 (セキュリティ番号 MS01-006) が修正されます。今すぐダウンロードして、悪意のあるユーザーが、連続する特殊なデータ パケットをサーバーに送信して、サーバーを停止させることができないようにしてください。
この脆弱性は、Windows 2000 の Terminal Services では、Remote Desktop Protocol (以下 RDP) 接続を経由して送信された、連続する特殊なデータ パケットを正しく処理できないことが原因です。なお、RDP は、Windows ターミナル サーバーとクライアントが通信に使用するプロトコルです。悪意のあるユーザーが、この連続するパケットをサーバーの RDP に関連するポートへ送信すると、サーバーを停止させることができます。この障害が発生すると、作業中の内容がすべて失われます。
注 Windows NT® 4.0 Server, Terminal Server Edition には、この脆弱性の影響はありません。
この脆弱性の詳細については、セキュリティ情報の MS01-006 を参照してください。