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「共有レベルのアクセス制限パスワード」脆弱性の修正プログラム

この修正プログラムによって、Windows 98 および Windows 98 Second Edition の「共有レベルのアクセス制限パスワード」脆弱性が修正されます。 ネットワークに接続しているコンピュータで [ファイルとプリンタの共有] を有効にしている場合に、パスワードで保護された共有フォルダが 1 つ以上存在すると、ネットワーク上のユーザーがそのフォルダに不正にアクセスできる可能性があります。この脆弱性は、Windows 98 に実装されている共有レベルのアクセス制限で利用可能なパスワード機能が原因で発生します。悪意のあるユーザーはこの脆弱性を悪用して、特別なクライアント用ユーティリティを使い、パスワード全体を知らずに共有フォルダにアクセスすることができます。その結果、共有フォルダ内で、ファイルを取得、修正、または削除される可能性があります。今すぐダウンロードして、共有レベルのセキュリティを使用しているネットワークで、ファイルに不正にアクセスされないようにしてください。

この脆弱性の影響を受けるのは、[ファイルとプリンタの共有] を有効にしていて、パスワードで保護された共有フォルダが 1 つ以上存在するコンピュータに限られます。

Windows 98 には、ピア ツー ピア ネットワーク機能が内蔵され、ワークグループ内またはネットワーク上のファイルやフォルダを共有することができます。共有フォルダを作成するには、[ファイルとプリンタの共有] を有効にしてから、フォルダのプロパティを変更し、そのフォルダをネットワーク上のほかのコンピュータからアクセスできるようにする必要があります。共有レベルのセキュリティでは、ネットワーク上のユーザーが共有フォルダにアクセスするために、パスワードの入力が必要です。

この脆弱性の詳細については、サポート技術情報の Q273991 を参照してください。

必要システム

この修正プログラムは、Windows 98 および Windows 98 Second Edition に対して適用されます。

実行するには

コンピュータを再起動してインストールを完了します。

アンインストールするには
  1. [スタート] メニューをクリックして、[検索] をポイントし、[ファイルやフォルダ] をクリックします。
  2. "273991UN.INF" を検索します。
  3. このファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[インストール] をクリックします。

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