この修正プログラムによって、Windows 95 の「共有レベルのアクセス制限パスワード」脆弱性が修正されます。 ネットワークに接続しているコンピュータで [ファイルとプリンタの共有] を有効にしている場合に、パスワードで保護された共有フォルダが 1 つ以上存在すると、ネットワーク上のユーザーがそのフォルダに不正にアクセスできる可能性があります。この脆弱性は、Windows 95 に実装されている共有レベルのアクセス制限で利用可能なパスワード機能が原因で発生します。悪意のあるユーザーはこの脆弱性を悪用して、特別なクライアント用ユーティリティを使い、パスワード全体を知らずに共有フォルダにアクセスすることができます。その結果、共有フォルダ内で、ファイルを取得、修正、または削除される可能性があります。今すぐダウンロードして、共有レベルのセキュリティを使用しているネットワークで、ファイルに不正にアクセスされないようにしてください。
注 この脆弱性の影響を受けるのは、[ファイルとプリンタの共有] を有効にしていて、パスワードで保護された共有フォルダが 1 つ以上存在するコンピュータに限られます。Windows 95 には、ピア ツー ピア ネットワーク機能が内蔵され、ワークグループ内またはネットワーク上のファイルやフォルダを共有することができます。共有フォルダを作成するには、[ファイルとプリンタの共有] を有効にしてから、フォルダのプロパティを変更し、そのフォルダをネットワーク上のほかのコンピュータからアクセスできるようにする必要があります。共有レベルのセキュリティでは、ネットワーク上のユーザーが共有フォルダにアクセスするために、パスワードの入力が必要です。
この脆弱性の詳細については、サポート技術情報の Q273991 を参照してください。
コンピュータを再起動してインストールを完了します。