Microsoft Windows Small Business Server 2003

リリース ノート

Microsoft Corporation

発行 : 2005 年 5 月

バージョン : 2

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ISA Server 2004 をインストールするには、Windows Small Business Server 2003 Premium Technologies CD-ROM を使用する必要がある

Microsoft® Windows® Small Business Server 2003 (Windows SBS) Premium Technologies CD-ROM 以外のソースから Microsoft Internet Security and Acceleration (ISA) Server 2004 をインストールした場合は、ISA Server 2004 をアンインストールしてから、Windows SBS Service Pack 1 をインストールし、その後、Premium Technologies CD-ROM を使用して ISA Server 2004 を再インストールする必要があります。Premium Technologies CD-ROM は、Service Pack 1 のみにも Service Pack 1 を適用した Windows SBS にも使用できます。

ISA Server 2004 をアンインストールする前に、ISA Server 2004 の設定をエクスポートして、再インストール後にも、その設定を使用できるようにする必要があります。ISA Server 2004 の設定のエクスポートとインポートの方法については、マイクロソフト Web サイトの「ISA Server 2004 のエクスポート、インポート、およびバックアップ機能」を参照してください。

Windows Server 2003 SP1 コンピュータから Windows SBS および ISA Server 2000 を実行しているコンピュータに接続できない

Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) を実行しているサーバーから、Microsoft Security and Acceleration (ISA) Server 2000 を実行している Windows SBS コンピュータに接続できないことがあります。Windows Server 2003 SP1 では RPC クライアントと RPC サーバーの動作が変更されたため、ISA Server 2000 RPC フィルタにより Windows SBS コンピュータへの RPC アクセスが拒否されます。

この問題を解決するには、ISA 2000 を ISA 2004 Service Pack 1 (SP1) にアップグレードすることをお勧めします。

また、引き続き ISA 2000 を実行する必要がある場合は、Windows Server 2003 SP1 用の ISA Server 2000 RPC フィルタの更新プログラムをインストールします。この更新プログラムは、 マイクロソフト Web サイト (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=46556)から入手できます。

サービスまたはドライバの開始に失敗したことを示すエラー メッセージが表示される

Windows Small Business Server および Microsoft Security and Acceleration (ISA) Server 2000 を実行しているコンピュータに Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) をインストールしてから、そのコンピュータを再起動すると、次のエラー メッセージが表示される場合があります。

システムのスタートアップの最中、少なくとも 1 つのサービスまたはドライバにエラーが発生しました。詳細はイベント ビューアのイベント ログを参照してください。

イベント ログを参照すると、アプリケーション イベント ログで、Microsoft ISA Server Control サービスの開始に失敗したことを示すイベント ID 14192 を確認できます。また、システム イベント ログでは、Microsoft ISA Server Control サービスに依存するサービス (Microsoft Firewall サービスや Microsoft Web Proxy サービスなど) を開始できなかったことを示す、関連するイベントが表示されることもあります。

この問題は、ISA Server Control サービスより前に Routing and Remote Access サービスが開始している場合に発生することがあります。

この問題を解決するには、レジストリで、Remote Access サービスの DependOnService DependOnService エントリを変更します。

注意:
レジストリの編集を誤ると、システムで深刻な問題が発生することがあります。レジストリに変更を加える前に、コンピュータ上の重要なデータをバックアップしてください。

Remote Access サービスの依存関係を変更するには
  1. [スタート] ボタンをクリックして、[すべてのプログラム]、[管理ツール] を順にポイントし、[サービス] をクリックします。

  2. [Routing and Remote Access] を右クリックし、[停止] をクリックします。.

  3. [Microsoft ISA Server Control] を右クリックし、[開始] をクリックします。

  4. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、[名前] ボックスに「regedt32」と入力し、[OK] をクリックします。

  5. レジストリ サブキーを見つけて、クリックします。 DependOnService エントリをダブルクリックします。:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RemoteAccess

  6. DependOnService エントリをダブルクリックします。

  7. [データ] ボックスで、ポインタを既存の値の下に移動します。

  8. 「isactrl」と入力し、[OK] をクリックします。

  9. レジストリ エディタを終了します。

  10. サービス スナップインで、[Routing and Remote Access] を右クリックし、[開始] をクリックします。

  11. サービス スナップインを終了します。

注:
この問題の詳細については、 マイクロソフト Web サイト を参照してください。

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